自分はオンラインゲームの感想記事を一応書いてみたりしている人だ。
そして、自分の感想以外にも「twitterのタイムラインや動画類」
このあたりを眺めたりして、そういう感想や考え方もあるのかと関心している。
一方でそこで気になったものは
「『RPGなのに』敵を攻撃しているだけ」
「『タンク』がうんたらかんたら『ヒーラー』がうんたらかんたら」
このあたりの意見があったりもするのだ。
しかし、RPGという言葉が「そのイメージ」として使われているとは限らないのではないだろうか?
これに関してはオンラインゲームにおいて「RPG」と記載されたときのイメージと離れていることがこの感想を抱かせていると思っている。
RPGへの誤解についてと、誤解を避けるための提案をさせていただく。
RPGとは
「RPGを選んでください!」
- 村人Aとなり、なにもない素晴らしい一日を過ごすゲーム。
お腹が空いたら食事をしないと餓死してしまう。 - 勇者となり、魔王を倒すゲーム。
体力がなくなったら「ひんし」となる - タンク、ヒーラー、DPSがあり、そのうちのタンクとなり敵に挑むゲーム。
体力がなくなったら「ひんし」となる
ここで、衝撃的な内容を伝えておこう。
上記した3つは全部RPGである。
そもそもロールプレイングゲームとは
"参加者が各自に割り当てられたキャラクター(プレイヤーキャラクター)を操作し、一般にはお互いに協力しあい、架空の状況下にて与えられる試練(冒険、難題、探索、戦闘など)を乗り越えて目的の達成を目指すゲームである"
wiki:ロールプレイング
wikiは引用するデータとしては不適切だけど、論文でもないしまあいいか。
ここで読者は気づくはずである。
「あれ?村人になるゲームは条件を満たしてないだろ!」
実はこの話にはちゃんと続きがある。
なぜwikiの説明には「一般には」とついてるかを説明する。
"ロールプレイング(role-playing)とは、想像上のある役柄を演じることである。"
wiki:ロールプレイング
wikiのつづき。
そう、村人Aも村人Aの役柄を演じているので、ロールプレイングゲームの管轄になる。
このぐらいRPGという言葉は定義が広く、ゆえに使い方には気をつけないといけない。
誤解していること
しなしながら、オンラインゲームでRPGと聞いたら
「タンクとヒーラーとDPSがいてだなぁ、スキルは20種はあって使い所を考えてだなぁ」
と思う人のほうが多いのではないだろうか。
これではゲームの目的が伝わらず、無駄な誤解を生むだけだ!
提唱したいこと
提唱したいこと、それは
「タンクヒラDPSなどの役割を意識してるゲームと、そうでないゲームの分離」
この2つを明文化して切り分けておかないと、
「役割がなく、全員攻撃するだけなのでRPGじゃない」などの
「『先入観』と異なるので不満」
といった、感想を抱くことになる。
そして自分が掲げたい名称は以下である。
「PRPG:ProfessionRPG」
タンクヒラDPSなどの役割を意識してるゲームに関してはこのPRPGとして切り分けたい。
「Profession:職業」のRPGである。
「Professional(プロフェッショナル)」:職業上の、
とかは聞き馴染みもあるだろうから、語源はよいだろう。
英語が堪能な人がたぶんもうちょっといい単語を持ってくるだろうが、
まず1つアイデアを出しておくことは必要だろう。
まとめ
RPGが指し示す内容はあなたの想像より広い。
RPGの使い方について、お互いの認識をあわせていないと誤解を生んでしまう。
そのため、タンクヒラDPSのゲームとそうでないゲームを切り分けたい。
そして仮名称として掲げるのは「ProfessionRPG」